ブレードを真っ直ぐ向けて滑るメリットとコツ【スピードスケート・ショートトラック】

スケート

スピードスケートやショートトラックにおいて、ブレードを真っ直ぐに向けるという指導が多く見受けられます。

しかし実際になぜ真っ直ぐ向ける必要があるのか、疑問に思われている方が多いのも事実。

そこでここでは、疑問に思われている方を対象になぜブレードを真っ直ぐ向ける必要があるのか解説していきたいと思います。

なぜブレードを真っ直ぐ向けて滑るのか

結論からいうとそうした方が速いからなのですが、速さの理由は主に2つ挙げられます。

・効率化
・風の抵抗軽減

それぞれ解説していきます。

効率化

スピードスケートとショートトラックにおいて、1回のストローク(1蹴り)がどれだけ仕事をするかがスピードを出す上で最も重要です。

直線動作でブレードをハの字にして滑ってしまうと、加速方向が斜めになってしまい1ストロークで進める距離が少なくなってしまいます。

また横方向の移動が増えるということは重心の移動距離も増えるので、体力がより消費され非常に効率が悪いです。

そのためブレードを真っ直ぐ向けて滑ることで、加速方向をより前にするだけでなく必要最小限の運動量でスピードを出すことが大事になります。

風の抵抗軽減

前述したようにブレードをハの字にして滑ると、横方向の運動が働きます。

そうなると、横方向の風の抵抗も増えてしまうのがさらに問題となります。

過去のスケートに関する論文でこのようなデータがあります。

スケートが減速する理由は、選手の動きを除いた場合、70%が風の抵抗30%が氷とブレードの摩擦によるもの

70%というのは非常に大きな数字のため、極力軽減させなければいけません。

スケートの姿勢は横から見たときの表面積の方が大きいので、当然風の抵抗も増えます。

横方向の移動をなくすためには、ブレードを真っ直ぐ向けて1ストロークの力を前に進む力に集中させることが、スピードを出す上で重要になるでしょう。

ブレードを真っ直ぐ向けて滑るコツ

ポイントは2つあります。

【ポイント】
・ストローク後の足を内股気味に着氷させる
・体の重心を極力動かさない

真っ直ぐ向けようとしても、客観的に見てみるとハの字になっていることが多いです。

なので少し極端に内股にして滑ってみると、ちょうど良く真っ直ぐ向けることができるでしょう。

また、体の重心を極力動かさないことで、無意識レベルでブレードを真っ直ぐ向けることができます。

まとめ

ブレードを真っ直ぐ向けるのはあくまで直線動作の話なので、コーナーではまた違った滑り方をする必要があるので注意です。

直線動作においてブレなく真っ直ぐ滑ることができれば加速に大きく貢献することができるので、中級者から上級者まで、一度自分の滑りを確認してみると良いでしょう。

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