【明日使える豆知識】実は氷が滑る理由はわかっていない 現代の説をわかりやすく解説します

スケート

雪が降って凍った地面やスケートリンクの氷はよく滑りますよね。

でもなんでそもそも氷が滑るのか、考えたことがある人は少ないでしょう。

結論から言って、氷が滑る理由はいまだに解明されていないのです。

それでは、通説や最新の研究結果をわかりやすく解説していきます。

通説では、氷が滑るのは摩擦によって溶けるから

過去にある研究者が、氷がなぜ滑るのかについて論文を発表しました。

その内容は、

【通説】
氷に圧力がかかり、摩擦によって氷が溶け、その水によって滑りやすくなっている

というものでした。

確かに、雨の日のコンビニの床とかはよく滑るので納得できなくもないですね。

しかし、氷が溶ける速さに比べ進行方向に加わる速度の方が速いため溶けた水によって滑っているとは言えない、と説が有力であるとは言い切れませんでした。

要は、溶けた場所に対して滑るっていうのは納得できるかもしれないけど、圧力に関係なく氷は溶ける前から滑るよね、っていうことですね。

この研究から否定的な意見も多かったため、氷がなぜ滑るのかという疑問に対する研究はその後も続きました。

しかし、最新の研究で常識を覆すような研究結果が出たのです。

最新の研究結果では、氷の表面の分子がグルグル動いているから

そう!氷の表面の分子がグルグル動いているのです!

と言ってもよくわからないので要約します。

氷の表面の状態が重要

【最新の研究結果】
氷の表面の分子は、氷中心からの冷やす力と空気中の熱で溶ける力で、個体と液体の真ん中ぐらいになるので、水みたく動きすぎないし氷みたく固定されることもない
だから氷の表面には小さなボールがたくさん散らばってるような状態になるから、滑るというよりたくさんあるボールの上をスーってしている感じの動きになる

ちょっと難しいかもですが、氷そのものが滑りやすい仕組みになっているというのがこの研究の結論です。

さらに、最も滑りやすい氷の温度というのも結論が出されています。

それは、氷の温度が−7度のとき。

氷の温度が低いと表面の分子が固定されてしまうので滑りづらく、逆に氷の温度が高いと氷が柔らかくなって圧力を加えると沈んじゃうから前に進みづらくなり滑りにくくなる。

という感じです。

それでもまだ確定情報ではない

信憑性の高い研究結果なので今後評価されていくかもしれませんが、それが確定情報であるとはまだ認められていません。

そのため、2020年2月現在は「氷はなぜ滑るのか?」という疑問に対して、誰も正しい回答を答えることができないのです。

これだけ科学が発展している現代社会でも解明しようがないなんて、不思議な世界ですよね。

氷はいまだに謎が多い物質

氷が滑る理由はなんとなく想像ついたと思いますが、氷に関する謎はまだまだ存在します。

興味がある方は調べてみると結構面白いのでぜひ。

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